残り99日、明日の自分に任せよう。
目が覚めるといつもの天井が見える。
からだを起こして見渡しても異常はない。
あれは夢だったのだろうか。
結局あの後色々話した結果を紙に纏めとこう。神だけに...。
1.100日後に「絶対」に死ぬ。
2.何故教えたかと言うと、流れに乗ってみたから。(ちなみに好きな作品は100日後に死ぬ犬らしい)
3.この話(僕が死ぬまでのこと)が面白かったら、なにかご褒美が貰えるらしい。
4.死ぬ時は1人らしい。つまり近くにいる人は巻き込まれないとか。
なんともまぁ、夢みたいな話だよな。
まぁ夢なんだけど。
とりあえず今日は大学は休みだから、どうしようか。
バイトも休み。
ジュース片手にゲームでもしようか。
僕はその日、「いつも通り」のことをして夢の世界に旅立った。
残り98日。
「え?僕の話聞いてた?死ぬんだよ、君。」
「信じてないんだね、うん、うん。」
「明日は下の階の人の洗濯物がカラスに持っていかれます。」
「そして、その洗濯物が君の頭に落ちてきます。」
「それでも信じれないなら、明日発表される宝くじの当選番号を見てみて。下四桁が6609だからね。」
「君は死ぬんだよ。早く動かないと。」
「後悔して、しぬよ。」